巻き爪の原因
巻き爪は、スポーツの影響や、つま先の細い靴やヒールの高い靴を履き続けたり、また遺伝的要因など、原因は人によってさまざまです。
足の親指の爪が巻き爪になる人が多いようです。
爪の両端が内側に湾曲しすぎてしまい、
ひどい場合は激しい痛みで歩くことも困難になります。
巻き爪は、足先が細い靴をはく女性がなりやすいと思わていますが、男性でも悩んでいる方が増加しているのが現状です。
巻き爪を自分で治す
爪の角を切ってしまう
この方法では、爪が切られてしまった場所は、肉が盛り上がってきます。
その状態でほっとおくと、盛り上がった肉・皮膚に伸びてきた爪が食い込こんできて、痛みがますます強くななります。
さらに、そこが化膿するという事態を引き起こしかねません。この方法はあまりよくありません。
厚くなった爪の両端をやすりで削る
この方法で爪が割れてしまう可能性があるのです。
爪が割れると違う痛さで歩けなくなります。
巻き爪ガイドストッパーを試す
巻き爪が酷くないなら巻き爪ガイドストッパーが現在では人気です。
ほとんどの人が「痛みがなくなった」「痛みが和らいだ」という口コミを寄せています。
ただ、巻き爪の湾曲が酷いとあまり効果がないようです。
もっとも、値段がかなり安く送料も無料なので試してみる価値はあります。
巻き爪ブロックを試す
巻き爪が酷い人でも使用できるというのが、巻き爪ブロックです。
これはバネの力を利用して矯正するものですが、画像をみてもらうとわかるように、付け方が少し難しいです。
このため、「バネがすぐ外れてしまった」「爪の形のせいで
バネを付けられない」などの口コミもありますが、ちゃんと装着できれば、巻き爪の矯正になります。
巻き爪ブロックは、S、M、Lなどサイズがありますので、
まず爪のサイズを測る必要があります。また、巻き爪が酷い人用の補正具もあります。
価格は3千円程度で、Sにすればいいのか、Mにすればいいのか、
サイズがわからない場合は、SMLセットがあります。
また、巻き爪の程度によってノーマル・ハード・スーパーハードがあります。
注意しなければいけないのは、あまり大きい爪の人、子供の爪などには使用できません。巻き爪ブロックのサイズは16mm~26.5mmまでです。
巻き爪ブロックの補正具などはアマゾンでも売っています。
クイこまーぬを試す
「クイこまーぬ」は、巻き爪矯正というよりも、とにかく痛みを何とかしたいという人向けです。
このタイプには、他にもシリコン製もあるのですが、取り替えるということを考えると、
枚数もかなり入っている絆創膏タイプのほうがいいと思います。
「絆創膏タイプを肌に貼ってかぶれたり、皮膚に悪いのではないか?」と
思う人もいるかもしれませんが、そこは巻き爪用ということで、通気性がかなりいいです。
価格は3千円以下程度で、試してみるのにはいいのではないでしょうか。
最新の巻き爪矯正グッズを探す
巻き爪を矯正する自宅で出来るものは、年々新しいものが出てきます。
いまの時点での流行もあるでしょうし、効果的に巻き爪を矯正できるものが出てくることもあります。
一覧で表示できますのでご覧ください。
見るポイントは、口コミの数、つまり、レビューの数です。
新しいものを使ってみたいという人もいるでしょうが、
誰かが巻き爪を矯正できたという口コミも必要です。
病院で矯正する場合
今までの巻き爪治療は、外科的手術、ワイヤーで巻いている爪を矯正するのが一般的だったので「痛そうで怖い」と思っているかもしれません。
特に手術になると、爪の細胞ごと切除してしまうので、麻酔が効いているから痛くはないけども、そこまでしなくてもと怖さを感じます。
クリニックは爪の表面にプレートを装着するだけです。
プレートは、薄さ0.3ミリ、装着するとプレートの張力で、巻いた爪を序々に自然な形にしていきます。
皮膚や爪に傷をつけないため処置中の痛みはありません。
これは、足医学の先進国であるドイツで開発された方法で痛みのないケア方法です。
巻き爪で出来た足の病気は保険で治療できる
巻き爪によって「化膿の治療」「爪白癬(爪の水虫)」「水虫」も健康保険で同時に行うことができます。
(足の病気になっていないと思われる人も受診当日は保険証を持参してください)
一例としての巻き爪矯正の料金
初回受診料:16,200円(税込)
- 軽度:30,780円、矯正期間:3ヶ月
- 中度:43,740円~54,000円、矯正期間:3ヶ月~4ヶ月
- 重度:43,740円~78,840円、矯正期間:3ヶ月~6ヶ月